マーフィー100の成功法則 ⑦ (86~100)

マーフィー100の成功法則 ⑦ (86~100)

こんにちは。manaellです。

第7回に分けてお伝えしてきた、「マーフィー100の成功法則」も、いよいよ今回で最終回ですね!

ジョセフ・マーフィー博士の素晴らしい著書を紹介し、みなさまの意識シフトのお手伝いができればと思い始めたことですが、私自身も読み返す良い機会となり、この本の素晴らしさを再確認することができました。動機を与えて下さったみなさまに、心より感謝致します。

早速最終章として、86から100までをお伝えします!

第7章:「なりたい自分」になるのは、こんなに簡単だった!

86.現実と想像の境目はこんなに少なかった!

信念をもって刻印された時の潜在意識の力は、19世紀最大の発見である。

87.ため息からはこせこせした人生しか生まれない!

万能の潜在意識は誰のうちにもある。それは外界のすべての光景や音や対象物と遮断された静寂の時に引き出されるのだ。  神の力は誰の内にもあり、静寂の時の意識によって引き出されるのを待っている。まず、自分を外界の全ての光景や音や出来事から遮断し、静寂にひたり、心の中に積極性や肯定的な心象を作り、そういう気分にひたりなさい。そして、物事の否定的な面ばかり見るという長い間の習慣の根を断つのです。

88.五感を休ませると神々のささやきが聞こえてくる!

静寂は問題を解決する。  静寂は心の安息です。ちょうど睡眠が体の疲労を回復させ、新たな力を与えるように、静寂は人と神とを通じ合わせて、人の心に栄養を与え、生気を回復させます。  エマソンは「神々のささやきを聞くために沈黙しよう」と言っています。エマソンがここで言っている神々とは、潜在意識の知性と言ってもよいでしょう。この神々は決して大声で語ることがありませんから、静寂な時間を持たない心には聞こえてこないのです。  静寂とは、あなたの注意力と、感覚の働きを自分の外に向けるのをやめ、注意の焦点を、あなたの理想・目標・目的などに合わせる沈黙の場のことです。  五感で知覚する世界から自分を遮断して、賢明な静寂を実践し、それを幾度も繰り返しなさい。そして、あなたの願望やアイデアが現実となったところを黙想しなさい。あなたにアイデアを与えた無限の英知は、そのアイデアの実現と開花のために完全な計画を明示してくれます。

89.いやがらせ を微塵も寄せ付けない調和の法則

潜在意識は録音機のようなものであって、あなたが習慣的に考えていることを再現する。  聖書に黄金律というのがあります。「人にやってもらいたいと汝の願うことを人に対してもなせ」(マタイ伝7章12節)というのがそれです。これは別の言葉で言えば、汝も裁かれることのないよう、人を裁いてはならない。なんとなれば、「汝が裁くように汝もまた裁かれ、汝のはかったはかりで、汝もまたはかられるであろうから」(マタイ伝7章2節)ということになります。

90.相手への反感は必ず自分にリバウンドする!

あなたの心は創造力のある媒体である。だからあなたが、地人について考えたり、感じたりすることはあなた自身の体験になるのだ。潜在意識は万能の力を持っていますが、それが現実の形を取る時は、必ず個人の意識する心を通じて働くのです。ですから、あなたの考えていること、あなたの感じていることが、あなたの体験となって現実化します。それであなたは自分の考えること、感じることに気をつけなければならないのです。

91.自分で心の傷に塩をすり込むおろかさ!

人を許せないのは、いつまでも痛みのとれない傷を持っているようなものだ。  1年ほど前、あなたが手に潰瘍があったと考えましょう。それはひどく痛いものだったとします。しかし、今も痛いかと言えば、もう痛くありません。大自然の生命は傷を癒し、その痛みを取るからです。 ところが、心の傷がいつまでも痛むのはなぜでしょうか。それは、あなたが大生命の意図と反して許そうとしないからなのです。よく考えて下さい。自分の考えや反応や感情の主人は、ほかならぬあなたです。あなたさえ傷つくまいと断固としていれば、あなたの心は傷つくことはないのです。 そして、あなたの心を傷つけるようなことを言う人が出てきたら、その人のために祈り、祝福してやりなさい。というのは、この場合、他人を祝福するのはとりもなおさず、あなた自身を祝福していることになるからなのです。他人を憎悪する心は、あなた自身を憎悪していることと変わらないのです。これが潜在意識の真理です。

92.気前よく許せる人に、気前よく奇跡は起こる!

相手を許すということは、相手を放免してやることである。しかし、2度と放免する必要はない。  人を許すことは実に難しいことです。それがうまくできれば、あなたの人生に奇跡が起こります。そのテクニックを紹介しましょう。 まず、心を静かにしてくつろぎ、緊張を解いてください。そして宇宙の大心理について黙想して、次のように肯定して下さい。「私は〇〇(相手の名前)をすっかり気前よく許し解き放してやります。私も彼(彼女)も自由です。素晴らしい気分です。今日は私が大赦を与えてやる日です。私はいままで私を傷つけたすべての人を放免してやります。そして、みんなに健康と幸福と平和と、もろもろの人生の恵みを祈ります。そして私を傷つけた人のことを思い出したら『私はあなたを放免してやったのだ。そして、すべての恵みはあなたのものだ』と言ってやります。私も自由であなたも自由です」実に素敵です。真の許し方について重要な秘訣は、あなたが1度その人を許したら、祈りを繰り返す必要がないということです。その人が頭に浮かんだり、昔受けた心の傷を思い出すようなことがあったら、簡単に優しい気持ちで「汝に平安あれ」と言ってやりなさい。1度放免した人を再びあなたの心に入れる必要もないし、再び放免する必要もありません。思い出す度にこう祝福してやりなさい。数日もすると、その人物や体験を思い出すことがだんだん少なくなり、ついには色あせて消えてしまうことがわかるでしょう。

93.プラスの習慣を 第2の天性 にしよう

現在のあなたは これまでのいろいろな習慣の束みたいなものである。習慣は潜在意識の型のことなのであるから、まずこの型を変えよ。  あなたは習慣によって作られたものです。そして、習慣はあなたの潜在意識の働きです。水泳、自転車、ダンス、自動車運転などを覚えたのは、それを何度も意識的に切り返して練習し、ついに潜在意識の中の路線を確立したからです。いったんそうなると、潜在意識の自動的習慣があとを引き受けました。これが第2の天性であって、それはつまり、あなたの考えや行動に対する潜在意識の反応ということです。

94.ジンクスの自家中毒にかかるな!

ジンクスも潜在意識の習慣であるから、容易にそれから抜けることができる。  ジンクス(縁起の悪いもの)が、自分について回っていると思う時、その問題は自分の心の中にあると心得よ。自分の心的態度を変えることが肝要である。

95.なぜ自分の心に 牢獄 を作るのか

アルコール依存症の原因は、否定的で破壊的な考え方にある。つまり、その人の思考生活が真の原因なのだ。 アルコール依存症の人は、例外なしに深い劣等感、不適応感、敗北感、挫折感を持ち、さらに奥には、内なる敵意があります。彼らは酒を飲むための無数の理由を持っています。しかし唯一の理由は、その人の思考生活にあるのです。ここから抜け出ようとするなら、まず自分が依存症だと率直に認めなければなりません。その問題を避けてはいけません。多くの人がいつまでも依存症でいるわけは、彼らがそれをなかなか認めようとしないからです。あなたがもし過度の飲酒にふける癖があるとすれば、それはあなたが不安定で、内なる不安を持っているからです。あなたは人生に直面することを拒絶し、それによって飲酒の責任をのがれようとしているのです。しかし、これは潜在意識の見地から見れば、自分で作った心理学的牢獄に住んでいて、自分の信念や意見や訓練や環境の影響によってしばりつけられていることです。生まれた時からアルコール依存症の人は1人もいません。必ず、習慣によって作られたものです。あなたは今の反応の仕方で反応するよう条件づけられているのです。潜在意識は万能であるので、あなたをアルコールに対する欲求からもいっさい解放してくれます。

96.どんな大舞台でも上がらない 暗示 のかけ方

恐怖は人類最大の敵である。失敗や病気や悪い人間関係の背後には恐怖がひそんでいる。 ある若い女性の声楽の学生がいました。彼女は素晴らしい声を持っていましたので、何度もオーディションに呼ばれたことはあったのですが、そのたびに舞台負けを起こして失敗ばかりしていました。彼女は恐れていたのです。心理学的に言うと「恐怖」は潜在意識に対する命令であって、潜在意識はその恐怖を実際に表現することに取りかかり、あなたを失敗させるのです。恐怖の暗示は良いイメージという反対の暗示で打ち消すことができる。

97.こうすれば、いつでも 必要な答え が出てくる

口頭であれ筆記であれ、試験の時の記憶喪失のかげには恐怖がある。恐怖から自由にならなければ知識は生きてこない。

98.この2つの 正常な恐怖 のほかに恐れるものはない!

水を渡るのが怖かったら泳ぎなさい。異常な恐れは必ず克服できる。 恐水症、恐山症、閉所恐怖症など、あることを病的に恐れる人がいます。人間が生まれつき持っている恐怖は、2つしかありません。すなわち、落下の恐怖と音の恐怖です。これは、自己維持のために自然が与えてくれた、一種の警報組織ですから、正常な恐怖はよいものです。しかし、恐怖症は異常な恐怖です。もし水が怖いなら、1日3,4回、5〜10分くらい、静かに座って、自分の泳いでいるところを想像して下さい。実際、あなたは心の中で泳ぐのです。それは主観的な体験です。水の冷たさや、腕や足の動きを感ずるのです。それは全て現実的で、鮮明で、心の嬉しい活動です。それはとりとめのない白昼夢ではありません。というのは、あなたは自分が想像の中で体験していることは、あなたの潜在意識の中で現像されることを知っているからです。それからあなたは否応なしに、あなたが心の深層に焼き付けた画像を、現実の世界に表出せざるを得なくなります。これが潜在意識の法則です。

99. 置き換え の大法則で「なりたい自分」になる!

失敗が心配なら成功に注意を向けよ。 失敗が心配なら、成功に注意を向けなさい。病気が怖いなら、完全なる健康について考えなさい。事故が怖いなら、神の案内と保護について考えなさい。死が怖いならば、永遠の生命について考えなさい。神は大生命で、それはいま、あなたの生命です。良きものを期待しなさい。心の中でよきことに集中しなさい。そして、自分の潜在意識は常にあなたに答えてくれるということを確信しなさい。

100. 潜在意識に 年だから の言い訳は通用しない!

あなたの潜在意識は、決して老いることがありません。それは時間を超越し、時代を超越し、終わることがありません。それは宇宙のはじめこら存在していた普遍的生命の一部であって、決して死ぬこともありません。たとえで言ってみましょう。潜在意識は大海の水のようなものです。それは限りなく広く、限りなく深いのです。 その大海の表面には、たえず波が立っています。その個々の波が、個人個人の意識する心です。1つひとつの波は、それぞれ形が違います。しかしそれは結局、大海の表面であって、同じ物の仮の相にすぎないのでは、ありませんか。波はしばらくして必ず消えます。宇宙が始まってから、どれだけの人間が生きたでしょうか。すべて消え、また全て生ずるのです。どの波も消えます。そしてどの波も生じます。今ある波が消えても、悲しむことがあるでしょうか。どっちみち、同じ大海の水になり、また波になるのです。この大海にくらべられる潜在意識に頼ることによってこそ、1つひとつの波である私たちは安心立命を得て、充実した、幸いなる人生を生きることができるのです。大海が老いを知らぬように、潜在意識にも老化はなく、あなたの心は永遠であります。 オハイオ州シンシナティ市の医師の1グループは、加齢によって老化現象が起こるのではないという研究結果を発表しました。心や肉体に有害な影響を与えるのは、時間に対する恐怖であって、時間そのものではないというのです。 ダーヴィンやカントも、重要な仕事をしたのは60歳を超えてからです。あなたの人生で最も生産的な年が、65歳から95歳までということもありうるのです。

さぁ、これで100全てが終わりました。如何でしたでしょうか⁈

私は潜在意識のことを「内なる神」と呼んでいますが、「内なる神」の力を確信し、1度でも具現化することができたならば、この世は天国となると思っています。

よく、成功者や宝くじ高額当選者が口を揃えて、「欲しいものは天からもらっている」と言っています。この本を読むまでは、⁇⁇でしたが、今となっては潜在意識の活用法を習得した人たちであることが理解できます。

ここで、私ごとですが、私も目に見えない力を当然のように信じて育ってきたわけですが、願いを心に抱いてから、それが叶うまでにどれだけの年数がかかっているか考えて見ました! すると、私の場合は「5年」サイクルだということに気がついたのです。

例えば、「絶対にお金を稼ぐ人と結婚するんだ」と、強く心に決めたのが12歳の時。今思うと、なんと現実的な子だったんでしょうと我ながら恥ずかしくなりますが、その当時は自営業の実家の経営が思わしくなく、子供心ながらに、お金の大切さを身にしみて感じていたのだと思います…。それで、今の主人と出会ったのが17歳の時→「5年」です!

そんな具合で、テレビで白亜の宮殿のような白い豪邸を見て、内装が白一色の家に住むと運気が上がるというのを聞き、「白い家に住みたい」と思ってから、現在の家(内装が白一色)の家を買うまでの期間も「5年」。

看護師になりたいと、ふと心で思ってから、資格を取るまでの期間も「5年」。

自分の中で思いの強弱はあるものの、心に思ったことが偶然にも「5年」で叶っているのです!

先程偶然と言いましたが、実はこの世は「必然」しかないことを知っています。なので、私の「内なる神」の宇宙の法則の速さが、それだけの期間を要したということなのです。

5年と聞いて早いと思いますか⁈遅いと思いますか⁈  私は遅いと思っています。でも、数年前までの私を思うと、妥当な時間 であると思います。私も この世の大半の人と同じく、内なる心の会話が「祝福」や「幸福」といったものではなかったからです。「内なる神」の行いを「邪魔する思考」を沢山宇宙に飛ばしていたのです。

でも、2年前から「意識シフト」「アセンション 」といったことにとても興味を抱き、現在までに 沢山の書物を読み徐々に意識改革をしてきました。そして、その過程でこの本と出会い、今では人生の教科書として、毎日バックに入れて持ち歩いています。

当然のことながら、私が記事で紹介している内容は、本の内容のごく一部です。こんなに素敵な本が1冊533円(税別)で買えるんです。凄い世の中です。

私はまとめて数冊購入し、私の大切な人に配りまくりました。  反応は様々です。  私と同様に、すっ  っと、心に響く人もいれば、開きもしない人までいましたが、私は持っていてさえすれば良いと思いました。

意識シフトをする時期は魂のレベルに合わせ、人それぞれ違うからです。その人にとって、「その時」がくれば、必ずその本が気になり手に取ります。だから、持ってさえしてくれればいいんです。後は時期がくれば、必ず本を開きます。そしてそれは心に間違いなく影響を与え、その後の人生を変えるでしょう。

「マーフィー100の成功法則」は、それだけの内容が詰まった素晴らしい本ですので、自己投資と思って1冊持つことをお勧めします(*’▽’*)