とってもわかりやすい! 依存症になりやすい人*なりにくい人

とってもわかりやすい! 依存症になりやすい人*なりにくい人

こんにちは。manaellです。

 

今日は、依存症のことについてお話ししたいと思います。

 

依存症って何⁈

人間には、生きていくために必要な欲が産まれながらにいくつか備わっています。睡眠欲*食欲*性欲などがそれにあたります。これらの欲は生命を繋ぎ、種族を残していくために必要不可欠な欲です。

ところが人間は、時に、それらの欲以上に、ある1つの物を欲することを脳がインプットしてしまうことがあるんです。簡単に言うならば、それが依存症です。

 

一般的に知られていて、病院で治療の対象となっている依存症には、薬物依存*アルコール依存*ニコチン依存*ギャンブル依存などがあります。(アルコールは薬物の中に含まれます)

これらのものは全て、脳に作用し、脳に強烈な快楽としてインプットされ、生命維持に必要な欲以上にそれらのものを欲する命令を脳が出すために陥ってしまう病気です。

そのため、これらの依存症になってしまうと、家族や仕事をなくし、全てを失い、どん底に落ちるまで…命を落としてしまうまで、それらのことをやり続けてしまうんです(>_<)

 

依存症になっていない人、精神科に携わっていない人からしたら、「自分で蒔いた種だ!」「自業自得だ!」と思われるでしょう。

確かに、始めにそれらのことをやってしまったのは本人であることは事実です。なので、そう言いたくなるのもわかります。でも、実際に依存症になってしまった人を看ると、そうも言えなくなります…。

なぜなら、生命を維持していく欲よりも強い欲を脳が命令するからです。その凄まじさと言ったら、地獄そのものだからです。(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 

どのくらいの強さかを実感したい人は、まる2日寝ないで過ごしてみて下さい。もの凄い睡魔とたたかうと思います。眠くて眠れる状態なのに、脳が「眠るな」という命令を出し続けるものだから、眠れない状態を想像してみて下さい。

(T-T)死んじゃいますよね…。

 

毎日毎時間、「その命令に従わないぞ‼︎」と戦い続けなくてはならないのが、依存症です‼︎

 

精神疾患別、好む依存対象物の傾向

 

依存症になる人の中には、その根本に精神病が隠れている場合があります。そして、その精神病によって、好む依存対象物に特定の傾向があるようです。

 

根本に気分障害がある人はアルコールに依存する傾向があります。そして、統合失調症の人はアルコール*カフェイン*ニコチンに依存する傾向があるようです。

 

私の友人の知人に、(1回しか会ったことがなく、顔すら思い出せませんが…(。-∀-)🎶)   時に記憶をなくすほど毎日晩酌していて、タバコを吸い、缶コーヒーを毎日7本飲まないと気分が優れないという人がいましたが、今考えると、統合失調症を患っていたのかなぁ…  なんて思います。

 

ちなみに、アルコールを飲んでいても依存症になる人とならない人がいますが、自分がアルコール依存になる脳かならない脳かを見極める簡単な判断があります‼︎

それは…お酒を飲んで「記憶をなくす」人は、依存症になる脳なので、早々にアルコールと縁を切りましょう!  記憶をなくさない人でも、飲み続けると脳がアルコールの糖分に慣れてしまい、結果依存症になってしまうこともあるので、注意して下さいね!

 

アルコールを飲んでも、脳的に依存症になりやすい人となりにくい人はいますが、脳の問題だけなのでしょうか⁈

「高学歴*良い家柄*金持ちは幸せか?健康の価値」でもお伝えしましたが、精神病になる人の要因として、遺伝の他に、親や本人の性格も大いに関係があります。

そして、そこにどうして人は依存症になるのか⁉︎…その答えのヒントが隠れているのであります。

 

依存症になりやすい人*なりにくい人

 

私の友人の知人に(友人から聞いただけで、直接会ったこともありませんが…(。-∀-)🎶) 営業の仕事をやっていて鬱になった人がいます。

その人は営業という仕事柄、仕事が取れなくて悩んでいた時に、同じ営業職の友人から「抗うつ剤を飲むとハイテンションになって仕事が取れる」という話を聞き、自分のテンションを上げるために抗うつ剤を飲んで仕事をしていたそうです。結果、飲む前よりも業績は少しばかり上がったものの、本当に鬱病になってしまい、仕事を辞め、入院されたそうです。

また、上司との折り合いが悪かった人が、お酒を交わしたことで人間関係がスムーズにいくようになり、自分自身、お酒が入っていた方が人との付き合いがうまくできることに気がつき、夜の付き合いだけではなく、昼間も人に会う前にお酒を飲むことが習慣になり、結果、アルコール依存症になった人もいました。

 

この2人には共通点があります。

どちらも、社会人として成り立つために…社会や人と折り合いをつけるために、特定の物質を使っているということです。

もし、この2人が仕事をせずとも生活していけるだけのお金があって、心を許せる家族や友人がいて、毎日幸せな日々を過ごしていたら、その中でも抗うつ剤を飲んでいたでしょうか⁈お酒を朝から飲んでいたでしょうか⁈

答えはNOだと思いませんか⁈

 

アルコールは大半の人が口にしているにも関わらず、依存症になる人とならない人がいる…依存症になりやすい人となりにくい人の違いはどこにあるのでしょう⁈

 

それは、その人が安心して心を許せる人がまわりにいるかどうかの違いなのです!  というと、家庭を持っていながら依存症になってしまった人のご家族はちょっとショックを受けると思います。1番の原因は、当人の性格が大きく関わってはいますが、実際のところ、そういうことなのです。

 

「依存症になりやすい人」=「人に依存することができない人」というわけです。

 

あなたは心を許して何でも気軽に話せる家族や友人がいますか⁉︎   病気にならないためにも、そして人生を豊かで充実したものにするためにも、人に心を開いて飾らずに、自由に生きてみて下さい。

あなたがまわりに心を開いた瞬間に、幸せへの扉も開かれます(*゚▽゚)ノ

 

もし、まわりに依存症の人がいたならば、まず自分から心を開いて接して下さいね!それに応えて、相手が心を開いてくれた時、きっと依存症から脱する扉が開かれます。

「幸せは心に在りき‼︎」 です!